トランクルーム投資の収益性について

弊社はトランクルームを都内に持っています。

例えばこんな感じです。

荒川のトランクルーム

近頃、あちこちにコンテナボックスやビルの看板にトランクルームと書かれたのをよく見かけます。

興味の無い人は本当に借りる人なんているのかなとお思いでしょうが、市場は年々伸びているそうです。

そんな流れを見つつ私も自分の会社でトランクルームを始めました。

やってみて分かったことは収益性は高いものの、管理を任せるとすごい儲かるわけでは無いということです。

住居の場合は管理料が5パーセントが普通でしょうが、トランクルームの場合はもっとかかります。

それでも利回りでみれば10パーセントは余裕で超えるので儲かります。

だいたいパーティションや物置を設置することになりますが坪当り何十万もしないので住居の賃貸マンション、アパートより利回りが高くなります。

私自身、実は利回りはあんまり考えていませんでした。

というのも、トランクルームを始めた一番の理由は節税です。

物置のようなものなら6年で償却できます。中古ならもっと早く償却できてしまいます。車並みですね。

そしてもう一つは管理の手間がかからないことや修繕が必要ないこと。管理会社にお願いすれば若干高い管理料を支払うだけで入退居の費用面での負担や手間もありません。

しかも古さも関係ないので賃料の下落も無し。状況に応じて値上げすることもできます。

出口でみても解約の手間はありますが、物置などは売れますし、それほど解体にお金はかかりません。

すぐにビジネスを終わらせることができますし、そのまま投資家に売るのもいいでしょう。

収益性も高くて手間もかからず、出口も見えやすい。それがトランクルーム投資だと私は思います。

難点は希望者がまだまだ少ないこと。満室になるには時間がかかります。それ以外は言うことなしです。

関連記事